女心って複雑ですよね。
恋愛だけではなく、日常生活のちょっとしたときだって。自分のことですらよく分からないことがたくさんあります。
そんな女性の言葉にできないモヤモヤや心変わり、楽しさを言語化してくれる女性作家のエッセイをご紹介。
唯川恵『いっそ悪女』
女という性を謳歌したいあなたにおすすめ
女の私から見てもうげ~と思ってしまうような悪女たちが複数登場。けれど、彼女たちは楽しそうで潔い。
時には人目なんて気にせず思いのままに振る舞い生きることが、女性を魅力的にしてくれるのかもしれませんね。
マネできるかも?と思う悪女たちも登場するので、ぜひ著者の唯川さんのユーモラスな感想と共に悪女エッセンスを吸収してみてください♪
角田光代『恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。』
日々の中で幸せを見つけたいあなたにおすすめ
角田さんが暮らしの中で大切にしている時間やことが詰まっています。
メモしたくなるような名言がたっぷり。ゆるっとした文体で、核心をついてきます。
自分の好きをたくさん見つけていきたいな、と思わされる一冊でした。
夏生さえり『揺れる心の真ん中で』
日常にちょっぴり疲れたあなたへおすすめ
優しく、毛布でくるまれたような気分で読める一冊。
誰かを裏切ったり、そういう人といると、皆誰かを裏切っているように思えて生きづらくなるといったエピソードが印象的。
自分のためにも、誠実に生きなければな、と心に沁みました。
まとめ
似たような日常であったとしても、どういった面を見つめるか、感じ取るかで全く別の人生になりますよね。
明るい面だけを見るのが辛いとき、前を向きたいとき、それぞれの気分に合ったエッセイを是非お手に取ってみてくださいね。