【チャレグル】第五弾・オーガニックカフェ「ROSE BAKERY」──坂木司『おやつが好き』

エッセイ

チャレグル、第五弾まで来ました!
いつも読んでくださりありがとうございます。

今回は、「ローズベーカリー」のキャロットケーキに挑戦してきました。

※「チャレグル」・・・チャレンジグルメ。小説やエッセイに登場するお店や料理に挑戦する試み。食いしん坊OLの素直すぎるレポです。写真も感想もありのままお届けします。

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坂木司『おやつが好き』

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あらすじ

日常の娯楽、おやつの時間。銀座の名店から量販店のお菓子まで、甘いのもしょっぱいのも分け隔てなく食べ尽くします。かりかりサクサク、こってりあっさり。読んだらすぐに買いに行きたくなる。ページをめくるたびに、楽しいおやつの世界がひろがります。単行本未収録のエッセイも多めに入っています。さあ、召し上がれ!

『和菓子のアン』シリーズで、美味しそうで優しい和菓子の魅力を綴っている坂木司さんのおやつエッセイ。

おやつ好きとしては見逃せないエッセイです!

作中には和洋はもちろん、高級店から手が届きやすいものまでさまざまなおやつがこれでもか、というくらい紹介されています。

中でも私の心を射止めたのが、「ローズベーカリー」のキャロットケーキです。

そうそう「ローズベーカリーといえばこれ」、の『キャロットケーキ』も忘れてはいけません。円筒形のトップにぶ厚いクリームチーズの層を載せた特徴的なフォルム。(中略)「油脂!カロリー!ヨシ!」みたいなパワープレーがたまりません。なるほど、これは癖になる……。

坂木司『おやつが好き』p.34

グルメな坂木さんに、癖になると言わしめた味、気になりますねえ!
(キャロットケーキ好きの私、チャレグルにかこつけて、楽しみまくりです!ニヤリ)

オーガニックカフェ「ROSE BAKERY」

お店について

パリ、ロンドン、東京、ニューヨーク、ロサンゼルスといった大都市に店舗を構えるローズベーカリー。

ローズ夫妻がベイクしたお惣菜やお菓子のお店、というのがお店の名前の由来だそう。

新鮮で身体に優しい食材を使用し、砂糖を控えめにした素朴な旨味を大切にしているお店です。

東京には銀座と丸の内に店舗があります。

エッセイで店舗の明記はありませんでしたが、作中のお店がほとんど銀座だったので、銀座の店舗に行ってきました!

ギンザコマツ西舘の7階にカフェが入っているのですが、館内にびっくり。

コム デ ギャルソンをはじめとした洗練されたブランドが複数入っており、店内の装飾がまるで前衛的な美術館のよう。

彫刻やアート作品もディスプレイされており、まるで大きなアートタワーに迷い込んでしまった気分です。

ローズベーカリーは、壁で仕切られていない開放的な店舗で、まるでアートギャラリーの一部のようでした。
(壁がなく、全体を撮影するとお客さんが写ってしまうため、外観は公式HPをご覧ください!)

キャロットケーキ

陳列の仕方、なんてそそられるのでしょうか。

最後の一つ?!と焦って注文しましたが、私が頼んだ後補充されていました。

お洒落なお店は一つずつ陳列されるのですね。学び。

他にも、レモンケーキやピスタチオケーキ、ブラウニーなどさまざまな種類の焼き菓子がありました。

どれも、キャロットケーキ同様のガラスケースに入っており、魅せ方へのこだわりが感じられますね。

上部のクリームチーズの分厚さ!!

チーズ好きにはたまりませんね。

坂木さんは油脂を強く感じたようですが、乳製品好きの私は、むしろマイルドさを感じるくらいでした。


土台にはくるみがゴロゴロ入っており、クリームチーズとの相性は抜群。
(メインはキャロットケーキ部分なのに、土台と呼んでいいのでしょうか…正式名称不明です。)

口に入れるとホロホロと土台部分が崩れ、余計なつなぎが入っていないオーガニックらしさを感じました。

ドリンクは、フレッシュレモンジンジャーティーをチョイス。

ポット中にはティーバッグではなく、生姜らしきものとお湯が入っていました。

とても自然を感じるお味。

アールグレイやダージリンなどの濃い紅茶に慣れている私には、少し物足りなさを感じましたが、身体は喜んでいそうでした、と思いたいです。

総評

癖になる味、間違いないです。

定期的に食べたくなるお味でした。

オーガニックということで、いくらでも食べていい気になってしまうのは私だけでしょうか?

テイクアウトもできるようなので、たくさん買って飽きるほど食べてみたいものです。


店内は、場所柄もあってか、アーティスティックな服装のお客さんが多く、いるだけで少しセンスが良くなったような、最先端の空間でした。




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