見るだけでお腹が鳴りそう!美味しそうな表紙の小説3選

小説

食べるの大好きな私は、美味しそうな描写がたくさん出てくる小説をよく読みます。常に探しています。

何よりグルメ小説は表紙も美味しそうなものが多いですよね。読む前からお腹が空いてしまいます。

今回は、そんなついつい手に取りたくなる「美味しそうな表紙」の小説をご紹介します。

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柚木麻子『あまからカルテット』

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あまからカルテット (文春文庫) [ 柚木 麻子 ]
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あらすじ

女子中学校の頃から仲良し四人組の友情は、アラサーの現在も進行中。ピアノ講師の咲子、編集者の薫子、美容部員の満里子、料理上手な由香子は、それぞれ容姿も性格も違うけれど、恋に仕事に悩みは尽きず…稲荷寿司、甘食、ハイボール、ラー油、おせちなど美味しいものを手がかりに、無事に難題解決なるか!?

むちっとどっしりお稲荷さん。なんて美味しそう。お弁当箱のようなものに入っているから、手作りでしょうか等々妄想が…。

物語ではお稲荷さんが重要なカギを握っているので、読了後に表紙を見返すとどのお稲荷さんかな、と想像が膨らみ楽しいです。

標野凪『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』


あらすじ

住宅地の奥でひっそりと営業している、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。この喫茶店には、がんばっている毎日からちょっとばかり逃げ出したくなったお客さんが、ふらりと訪れる。SNSで発信される“ていねいな暮らし”に振り回されたり、仕事をひとりで抱え込み体調を崩したり…。目まぐるしく変わる世の中で疲れた体と強ばった心を、店主そろりの美味しい料理が優しくほぐします。今宵も「あなたの悩みに効くメニュー」をご用意してお待ちしております。心がくつろぐ連作短編集、開店。

パイのサクッと感とリンゴのじゅわっと口に広がる甘さまで想像できてしまうような、こんがりアップルパイの表紙。

物語の温かさやホッとする雰囲気が伝わってきます。見ていると、喫茶ドードーの美味しいコーヒーの香りが漂ってきそうです。

千早茜『あなたとなら食べてもいい』


あらすじ

穏やかな食卓を囲む二人に潜む秘密。盗まれたエクレアが導く驚きの結末。最後の砦のような居酒屋に集う人々の孤独。減量に奮闘する女性が巡り会った恋。美食の上で繰り広げられる女同士の舌戦。幼なじみと再会して作る菓子の味。駄菓子を食べ合う瑞々しい初恋とそれを眺める大人達の切ない祈り…。7人の作家がこしらえた、色とりどりの食べものがたりに舌鼓を打つ絶品アンソロジー。

フルーツやチョコレートケーキの艶感が美しい!瑞々しく美味しいフルーツが想像できますよね。

作中は、楽しい食事だけではなく苦々しく感じる食事もありますが、表紙のスイーツたちはキラキラと輝いていますね。

本来食事とは楽しくするものだと私は思っているので、作中の食事に疲れたら、表紙を眺めて明るい気分を取り入れるのがおすすめ。

まとめ

好きな表紙は見つかったでしょうか。

私は本屋さんで『あまからカルテット』を見かける度、作中に登場するお稲荷さんたちを思い出しお腹が鳴りそうになっています…!



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