忙しくてなかなか読書の時間が取れない、けれど読書はしたい!そんな時は本を探すのも大変。
そんな多忙なあなたにおすすめの、隙間時間や移動時間に楽しめる短編小説をご紹介します。
川上弘美『ぼくの死体をよろしくたのむ』
どの物語も短いだけでなく、後味が良いのでさくさく読み進められます。
クスッとしてしまうような物語から、ハッとさせられるものまで。
寝起きや、ティータイムにおすすめの一冊です。
原田マハ『ギフト』
私のおすすめ作家の一人、原田マハさんの短編集。
ほとんどが数ページの物語で、まるで詩を読んでいるかのよう。
どの短編も温かく優しい物語で、「ギフト」というタイトルがピッタリの一冊です。
数分で読める物語ばかりなので、寝る前や気分転換におすすめ。
山本文緒『ファースト・プライオリティー』
同じ31歳でも、31人いればこんなにも人生が違うのか、と改めて実感。
それぞれが悩みに向き合いながら不安定さの中で生き抜いています。
どの主人公たちもまるで私たちのようで、どこにでもいそうな彼女たちに思わず共感し、あっという間に読み終わってしまうこと間違いなしです。
仕事の休憩時間、人と会って疲れた帰りの電車で読むのがおすすめ。
まとめ
忙しくても読んでみたい一冊は見つかったでしょうか。
短編集ならすぐに区切りのいいところまで読むことができますし、続きが気になって仕事が手につかない!なんてことも起こりにくいですよね。
少しの時間で読書を楽しむことができる短編集、ぜひお手に取ってみてください。