2023年の目標のひとつに「ミステリー小説にチャレンジ!」を掲げている私がおすすめするミステリー小説をご紹介。
殺人や刑事事件のようなずっしり系ではなく、初心者の私でも楽しむことができ、読了後スッキリした気持ちになれる物語を集めました♪
このミステリーがすごい!編集部『3分で仰天! 大どんでん返しの物語 』
夢の中のものを現実に持ち帰れたら?「明晰夢発生装置」海堂尊。妻との旅行中、男はある記憶を呼び覚ます「誰にも言えない犯罪の物語」中山七里。喫茶店でOLが一世一代の賭けに出る「アンコール」青山美智子。小学生の頃好きだった彼と再会する「初恋の人」佐藤青南など。大人気ショートショートシリーズから集めた、“最後の1行”“最後の1ページ”であっと驚く、どんでん返し25作品を収録。
本当に3分あればひとつの物語が読めました。
短い文章の中で、しっかり謎が提示され、ラスト1ページで大どんでん返しの結末が駆け抜けていきます。
ゾッとするものから、ほっこりするものまで。
まさかそうなるの?が詰まっているワクワクな一冊でした。
近藤史恵『タルト・タタンの夢』
商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。シェフ三舟の料理は、気取らない、本当のフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。常連の西田さんが体調を崩したわけは?フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか?絶品料理の数々と極上のミステリ。
私の大好きな「ビストロ・パ・マル」シリーズの一作目。
小洒落たビストロに訪れるお客さんが持ち込む謎が、美味しそうな料理と共に解き明かされます。
近藤史恵さんの美味しそうな料理の描写に、読むたびお腹が空いてしまいます。
グルメ小説としても楽しめる一冊です♪
辻村深月『かがみの孤城』
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような建物。そこにはオオカミの面をつけた少女が待ち受け、こころを含め、似た境遇の7人が集められていた。城に隠された鍵を探すことで願いが叶えられるという。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。本屋大賞受賞作。
本屋大賞を受賞し、映画化された名作。
それぞれが悩みや不安を抱えながら、孤城の中で交流していきます。オオカミさまの正体や、それぞれが選択していく未来に涙が溢れました。
孤城の謎を解きながら成長していく彼らに勇気をもらい、今をしっかり生きる気力が湧く一冊です。
まとめ
ミステリーは難しいかも?と思っている方にぜひ読んでもらいたい小説を3冊ご紹介しました。
ぜひ気になる作品が見つかったら、お手に取ってみてくださいね♪