パリ好きが選ぶ♪フランスに行きたくなる本3選

みなさん、フランスを訪れたことはありますか?

ある方も、ない方も、フランスに行きたい!!と思いが募る本を、フランス旅行が大好きな私が3冊選びました。

ご時世的に長らくフランスへは私も行けていませんが、次に海外に行くなら、またまたフランスに行きたい〜!と本を読み返しながら思いました♪

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原田マハ『ロマンシエ』


見出し

政治家を父に持つアーティストの卵・遠明寺美智之輔は、恋愛対象が同性の乙女な男子。同級生の高瀬君への恋心を秘めたまま、日本の美大を卒業後、単身、パリへ留学した。ある日、美智之輔は印象的な風貌の羽生光晴という女性と知り合う。偶然にも彼女は、美智之輔が愛読する超人気小説の作者で、訳あってリトグラフ工房に匿われていた。過去に、ピカソなどの有名芸術家たちが作品を生み出してきたプレス機が並ぶその工房で、リトグラフに魅了された美智之輔は、光晴の生活をサポートしつつ、リトグラフ制作をすることになるがー。

パリという街、フランスという国の温かさと自己を貫くひんやりさが物語から溢れてきます。

原田マハさんの小説なので、物語が面白いことは言うまでもないですが、何度もフランスに滞在しているマハさんだからこそ、こんなに美しく写実的にパリの風景を描けるのでしょう。

フランスに行く前も後も読みたい一冊です。

山内マリコ『パリ行ったことないの』


あらすじ

女性たちの憧れの街“パリ”。ずっとパリに行くことを夢見ていながら、臆病すぎて一度も海外に行ったことのなかったあゆこ。35歳になった彼女はある映画に惹かれ、ついに渡航の決意をかためる。年齢も境遇もさまざまな10人の女性たちが、パリへの想いを通して結び付き、やがて思わぬところで邂逅することにー。11の掌編が花束のように束ねられ、特別な旅へ導かれる、大人のおとぎ話。

パリの素敵なところだけではなく、大変さも語られますが、やっぱりパリに行ってみたい!と思わされるほど、主人公たちのパリへの想いは力強いです。

それぞれの主人公たちが一歩踏み出した時に見せてくれる世界、開放感が気持ちいい一冊。

ドラ・トーザン『フランス人は年をとるほど美しい』


内容

『フランス人は年をとるほど美しい』。これは本当です。美味しいボルドーワインと同じように、女も年を重ねるほど、美味しくなる。年をとることは成熟すること。ボルドーワインは15年、20年という歳月をかけ、成熟し、複雑になり、そしてまろやかにその味わいと色を変えて、まるでビジュー(宝石)のように美しく、その価値を高めるのです。日本で最も有名なパリジェンヌが教える最高にHAPPYな年のとり方。自由に、気ままに、細かいことは気にせず生きてみませんか!

フランス人女性と会話してみたくなる一冊。自分がうだうだ悩んでいることに終止符を打ち、前にどんどん進みたくなりました。

潔く美しいフランス人女性たちの醸し出す空気感を、きっと本場で感じてみたくなるはずです。

まとめ

フランス愛溢れる本を3冊ご紹介しました。
ぜひ、フランス好きな方も、まだよく知らないという方も、お手に取ってみてくださいね♪



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