今日は七夕!
と言っても七夕とは関係のないテーマなのですが。
いや、短冊には短いフレーズで祈りを書くので、広告コピーみたいなものですね。ね?(何とか七夕と絡めたい)
それはさておき、私は広告コピーというものが大好物で、駅や街中ではいつもキョロキョロと探してしまいます。
忘れられないキャッチコピーは、胸やスマホにしまったり。
きっと同志がたくさんいることでしょう。
そんなわけで、今回は多様な広告コピーが楽しめる本を3冊ご紹介します♪
WRITES PUBLISHING『毎日読みたい365日の広告コピー』
「オトナになれ」といういくつかの夏を経て、「コドモに帰れ」という夏が待っている−。365日、その日その季節にぴったりの「広告コピー」を並べた名言集。広告の商品・サービス名、企業名、発表年などの情報も掲載。
表装をはじめ、すべてのページが美しい一冊。
言葉だけではなく、本自体が美術作品のよう。
月毎に配色が異なり、365日分の広告コピーが収録されています。
自分の誕生日や読んだ日のコピーを探しても楽しいですね。
プレゼントにもおすすめです。
私は毎日1ページずつ読んでいました。
メガミックス『人生を教えてくれた 傑作! 広告コピー516 』
「不思議、大好き。」「おいしい生活。」「好きだから、あげる。」-1980年代に突如巻き起こったコピーライターブーム。彼らが時代の空気を敏感に嗅ぎ取り、鋭く表現した広告コピーは、消費者だけではなく社会そのものを揺り動かした!80年代以降の傑作コピー516本に解説、制作履歴を付けた永久保存本の決定版。
1980年代に巻き起こったコピーライターブームを切り取ったような一冊。
私は世代ではありませんが、当時の熱気や活気がコピー一つ一つから伝わってきます。
勢いのある時代だったのだなあ。
広告コピーには時代が反映されるものですが、今読んでもぐっとくるものや、はっとさせられるものが満載です。
文庫サイズなので、鞄に入れやすいのもGOOD。
伊藤公一『なんだ、けっきょく最後は言葉じゃないか。』
人の心を動かすには、言葉を磨くしかないんだ。電通で中堅コピーライターのための「コピーゼミ」を主宰していた著者が説く、もう一段うえのコミュニケーション力を身につける方法。
こちらは、上記の二冊とは毛色の違う一冊。
広告コピーをまとめて掲載しているのではなく、いくつか取り上げたコピーを分析し、時代背景や作りを解説してくれています。
コピー完成までのプロセスや技術が詰め込まれています。
コピー好きな人はもちろん、書くことが好きな人にもためになる一冊です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
短い文章で想いを伝えるってすごいなあ、と改めて広告コピーたちに触れ、感動しました。
ふと目にした言葉に救われる瞬間って、ありますものね。