みなさん、マナーに自信はありますか?
そう聞かれて、堂々とあります!と答えられる人はどのくらいいるのでしょうか。
私は自信なしです。
フォークとナイフは外側から…と恐る恐る周りを盗み見しているタイプ。
マナーと言っても、食事や仕事など様々な種類がありますよね。
今回は、ごく普通のOLの私が社会人になってから読み、「ためになったな~」と感じたマナーが学べる本を3種類ご紹介します。
小倉朋子『世界一美しい食べ方のマナー』
マナーと言って思い浮かぶ人も多いであろう、食べ方のマナー。
本書のおすすめポイントは、なぜそのマナーができるに至ったかの背景が簡潔にまとめられているので、マナーを暗記せずとも自然に流れが身に付くこと。
図解も多く、気軽な気持ちで読み進めることができます。
食べ方のマナーを知ることで、より食事を美味しく楽しくなります!
生活の質が向上する一冊です。
和田秀樹『感情的にならない話方』
感情的にならない、これは私の課題でもあります。
ついついカッとなってしまったり、必要以上に思いつめたり。そんな時、話し相手はあなたをどう見ているでしょうか。きっといい気持ちはしませんよね。
感情的にならないというのは、人と話すうえでとても大事なマナーであり、身に着けることで自分も楽になることができます。
本書は、感情的になったときどうすれば気持ちをきちんと伝えられるか、自分はどうなってしまっているのかを精神科医の観点から学べます。
そして、状況別の対処法や予防法が記載されているので、自分に合ったケースがきっと見つかるはずです。
岸見一郎『愛とためらいの哲学』
これはマナー本のくくりではなく、哲学書になるのかもしれません。
しかし、読んでみると愛することにも技術がいることがよくわかります。
ただ好きという気持ちを相手に押し付けるだけでは、迷惑になりかねません。
どのように愛することで正しく愛は伝わるのか、という愛のマナーを学ぶことで、きっと大切な人をもっと愛することができるのでしょう。
恋愛だけでなくすべての人間関係に応用可能ですね。
まとめ
身につけたいマナーは見つかったでしょうか。
食事や会話といった基本的なものから、愛するという一見マナーではなく見えるものまで幅広くご紹介しました。
どの本も共通して、相手を敬う気持ちや愛情を正しく表現することの大切さが語られていました。
ぜひ今のあたなに必要な一冊をお手に取ってみてくださいね。