もうすぐハロウィン!いろんな魔女が登場する本3選 

もうすぐハロウィン!

ハロウィンと言えば、かぼちゃ、お化け、魔女。ということで今回は、魔女が登場する本をご紹介します。

みなさんの想像する魔女は、老婆でしょうか、黒猫を連れた幼い女の子でしょうか。

理想の魔女をぜひ見つけてみてくださいね♪

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梨木香歩『西の魔女が死んだ』


あらすじ

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも…。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。

私の大好きな一冊であり、多くの賞を受賞しメディアでも取り上げられた作品です。

本作で登場する魔女・まいの祖母は、ハロウィンでイメージするような人を困らせる悪い魔女ではありません。

植物など自然の恵みを生活に取り入れ暮らしています。心のバランスが崩れてしまったまいも、祖母と暮らすうちに自分や他人との向き合い方を身に着け、元気を取り戻します。

魔女というのは、薬草で人々の身体の痛みを取り除いたり、言葉や雰囲気で心を癒してくれる人を言うのかもしれませんね。
思いやりこそ魔法なのかも。

心優しい魔女が好きなあなたにおすすめな一冊。

ロアルド・ダール『魔女がいっぱい』


あらすじ

この世の中、ほんとうは魔女がいっぱいいるんだ。そのへんの女の人とまったく変わらない格好をしているから、みんな、気づかないだけ。おばあちゃんが、見分け方を教えてくれたんだけど…。ある日、ひょんなことから、ぼくは魔女の集会をのぞき見した。魔女たちは子どもが大嫌いで、恐ろしい相談をしていた。運悪く、ぼくは見つかり、つかまってしまい、鼻をつままれて苦しくなったので、口をあけた…。

『西の魔女が死んだ』と打って変わって魔女の悪い方のイメージすべてが詰め込まれた一冊。

見た目が恐ろしいことはもちろん、彼女たち、子どもを食べているんですね。子どもたちへの容赦ない攻撃の数々ですが、彼らも負けじと知恵を振り絞って応戦していきます。

魔女が同情の余地なく悪者なので、爽快な気持ちで魔女退治を楽しむことができます。

アン・ハサウェイが恐ろしい魔女を実写化した映画もおすすめです。

マルカム・バード『魔女図鑑 魔女になるための11のレッスン』


あらすじ

あなたは魔女のことどれくらい知っていますか?ほんとうは、魔女ってとってもオシャレ。身近なものを、いろいろと工夫して着こなしちゃうんです。それに、お菓子づくりだっておてのもの。とにかく、魔女のすべてなんです。もう、ビックリ!読みおえたら、あなたも魔女になれる。

一見子ども向けの図鑑ですが、大人が読んでも大満足のユニークさと情報量です。

図鑑なので絵が多めですが、細かい趣向が凝らされているので、見応え十分。

ユーモア溢れる魔女たちの生活に、思わずクスっとしてしまう一冊です。

まとめ

魔女と言っても、善良な魔女からとんでもない悪党まで様々ですね。

今年のハロウィンは魔女にまつわる本で、ハロウィン気分を味わってみてはいかがでしょうか。

ハッピーハロウィン!



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