チャレグル第11弾!
今回は、焼き肉屋の王道「叙々苑」のランチセット♪
※「チャレグル」・・・チャレンジグルメ。小説やエッセイに登場するお店や料理に挑戦する試み。食いしん坊OLの素直すぎるレポです。写真も感想もありのままお届けします。
原田ひ香『ランチ酒 おかわり日和』
『ランチ酒』シリーズの続編です!
祥子が「見守り屋」依頼者の一人・蒼太と中目黒駅へ歩いている途中に通った老舗店。
そこは、一昔前から芸能人がよく行く、テレビなどでも話題に挙がるような、焼き肉屋の象徴的存在の店だった。
p.231
蒼太からこの店の“切り落としランチ”を勧められた祥子は、誘惑に抗えず店内へ。
(作中で店名が出ているわけではないですが、立地やメニューなどの描写から導き出しています。確実とは言えませんので悪しからず。)
第一弾で登場したお店もチャレグルしているので、是非こちらもチェックしてくださいね♪
→【チャレグル】第三弾・バーガーショップ「THE BURGER VOWS」──原田ひ香『ランチ酒』
焼き肉屋「叙々苑」
お店について
高級焼き肉屋、叙々苑!
名前は知っているという方が多いのではないでしょうか。
中目黒駅から徒歩約5分、外観の写真は撮りそびれましたが、ビルの一階に鎮座していました。品のいい店員さんが出迎えてくれます。
牛切落しランチ
さて、早速祥子が頼んだものと同じランチセットの注文です。
ランチセットの内容は、牛切落し肉、漬物、サラダ、ナムル、ライス、スープ、デザート。
ドリンクは祥子は生ビールでしたが、私はウーロン茶を(下戸なので)。
祥子の言うとおり、お肉の到着前に満腹になるほどの付け合せたち!
キムチは辛すぎず上品で、サラダはこりゃあドレッシングが売れるわけだと納得し、スープはこんなにいいの?!とまるで祥子と同じ様な感想が。
本作では約5ページに渡り描写されているので、是非じっくりご堪能ください。
そして、メインの切落しの到着です!
見てくださいこのお肉の色!
きれ~いなピンク。そしてツヤと良質な油。非常に甘かったです。とろける甘さ。
これで切落しなんて名前でいいの?!というくらい満足感大、贅沢感満載でした。
祥子が“究極の毒の味”と言っていたのも頷けます。こんな毒で死ねるなら幸せかも、とすら思えて来ます。
焼きたてを夢中で食べてしまったため、焼き終えたお肉の写真はありません(すみません)。
デザートは杏仁豆腐♪
ベリーのソースがさっぱりしていてこちらも美味でした。
総評
やはり高級店で長く続いているお店には、それだけの理由があるのですね。
シンプルに全て美味しい。
接客も丁寧。基本が大事にされていて、安心できるお店だな、と感じました。
食事で力が湧くとはこういうことなんだな、と実感。食べながら、幸せを噛み締めるという貴重な経験ができました。
また必ず訪れたいです。