【読書論】気分が乗らない?本を読めなくなった時の対処法3選

読書論

読書好きな方なら一度は経験したことがあるであろう、本が読めない時期。

読みたいけれど、気が乗らない。
内容が入ってこない。
欲しい本が見つからない。

そう、本との倦怠期です。

恋愛の倦怠期は、実際好きじゃなくなっているのか、判断が難しくありませんか?
倦怠期なのか、冷めたのか。

というか、人に冷めるって酷くありませんか?
一緒に加熱してたのに勝手に火を消すなって話ですよ。

ハッ!いけない、脱線しそうでした。

恋は冷めても本には冷めないよう、本が読めない時の、本との付き合い方をご紹介します。

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本屋さんに行ってみる

まずは、本屋さんに足を運んでみましょう。

もしかすると、今読んでいる本が合わないだけで、他の本には心が惹かれる可能性があります

それが原因ならば、万事解決。もうこの先は読む必要がなくなってしまいますね。

惹かれる本と出会えなかったとしても、1冊くらいタイトルや表紙が気になる本が見つかるかもしれません。

その場合、結果的に読まなかったとしても、私は購入することをおすすめします

理由

・また本が読みたくなった時に、手元に本がないと復活のチャンスを逃すから
・読まなくても手元に置いておくことで、本との親密度が上がるから


二つ目の理由は完全に気持ちの問題です。

「遠くの親戚より近くの他人」という諺がありますが、「遠くの読書より近くのSNS」みたいになってしまうことを恐れています。

本読みたいかも?この本気になるかも?と思えるくらいまで本屋さんに足を運び、本に対するアンテナを張り続けることで、復活の兆しが見つけられるはずです。

本を読むのをやめてみる

おいおいおい、ひとつ前と言っていることが矛盾するじゃないか!と思われた方もいるかもしれません。

この方法をおすすめするのは、本を読まなきゃ、という気持ちになってしまっている方です。

読書が仕事でない限り、好きなペースで好きな時に読めばいいと思う方も多いでしょう。

けれど、定期的に本を読んでいるからこそ、読めなくなった時に罪悪感や不安感を感じることがあります。

恋愛で言うと、うまくいっていない恋人のことで頭が占領され、自分で自分の首を絞めるタイプの方です。


一回、考えるのをやめましょう。本を読まなくたって死にはしません。


ですが、本との絶縁期間を開けすぎるのは要注意です。

どのくらいの期間がいいか、と問われるとその方の普段の読書量によります。
ご自身で試してもらうのが一番ですが、個人的には下記の期間で、読書欲が復活してくることが多いです。

・週1、2冊読む→1週間お休み
・月1冊読む→3ヶ月お休み

完全に自己統計ですが。

本のことを全く考えないことで、本が急に恋しくなるタイミングが出てくるはずです。

じっくり待ってみてください。

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あらすじ

本が読めなくなったのは、内なる自分からのサイン。だから、読めないときは、無理をして読まなくていい。読めない本にも意味があるから、積読でもいい。知識を増やすためではなく、人生を深いところで導き、励ます言葉を出会うためにする読書。その方法を、あなたと一緒に考える。

まさに今回の内容に相応しいタイトル。

本が読めないと言っているのに…と思われるかもしれませんが、こちらは文庫本等に比べると字が大きく、余白たっぷりに作られているため、本を読んでいるという感覚は少ないです。


「読む」とはどういうことなのか。
「読めない」とはどういう状態なのか。

そんな根本的なことから、本との出会い方まで、多方面から読書との付き合い方を解説しています。

そして何より、私たちのありのままの状態を肯定してくれます。

そのため、自分にとっての「読む」という行為への理解を深めながら、気軽に本に対して向き合うことができるのです。

本が読めている人も、より深い読書をするために、手に取ってみることをおすすめします。

まとめ

読書との倦怠感解消法、納得できるものは見つかったでしょうか?

若松英輔さんの『本を読めなくなった人のための読書論』は、特に本が好きな方、読書習慣がある方には手に取ってもらいたい一冊です。

読書好きな方が、これからも健やかに楽しく読書が続けられることを祈っています。



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