【チャレグル】第8弾・紅茶専門店「A.C.PERCH’S 」──内山純『土曜はカフェ・チボリで』

チャレグル

チャレグル第8弾、今回は初の紅茶です!

「A.C.パークス」のクイーンズブレンド。
私は日頃から紅茶をよく飲むので、嬉しいチャレグル♪

※「チャレグル」・・・チャレンジグルメ。小説やエッセイに登場するお店や料理に挑戦する試み。食いしん坊OLの素直すぎるレポです。写真も感想もありのままお届けします。

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内山純『土曜はカフェ・チボリで』


あらすじ

土曜日しか営業しないうえ、店主は男子高校生という不思議な“カフェ・チボリ”。あたたかいもてなしにくつろいだ常連客たちは、身の回りで起こった謎について語りだす。それらは『マッチ売りの少女』や『みにくいあひるの子』などアンデルセン童話を連想させる出来事で──店主のレンがマッチを擦ると、謎解きの時間が始まる! デンマーク料理も堪能できる、安楽椅子探偵譚。

デンマーク料理のカフェで繰り広げられる謎解き。心温まる美味しいミステリー小説です。

登場人物は皆、カフェで料理を楽しんだり、おしゃべりしたり、思い思いに寛いでいます。

現実にあったらきっと行きたくなってしまうカフェ・チボリで提供されている紅茶が、「A.C.パークス」のクイーンズブレンド

 カフェ・チボリで供される紅茶はすべて北欧最古の紅茶専門店であるA.C.パークスというブランドのものだ。(中略)
 私が頼んだクイーンズブレンドは、現デンマーク女王であるマルグレーテ二世のお気に入りだ。そんな紅茶を飲むだけで高貴な気分に浸れる。

内山純『土曜はカフェ・チボリで』p.

高貴な気分に浸れる紅茶、胸が高鳴ります。

大阪にあったカフェが閉業してしまったそうなので、今回はチャレグル初のネットでお取り寄せです!

紅茶専門店「A.C.PERCH’S 」

お店について

1835年に、デンマークの首都・コペンハーゲン創業の老舗紅茶専門店。
長年デンマークのロイヤルファミリーに愛されており、王冠のマークは王室御用達の証。

クイーンズブレンド

今回は、クイーンズブレンドルイボスバニラの茶葉を購入してみました!

なんて可愛い色合いとデザイン…!

左がルイボスバニラ、右がクイーンズブレンドです。

飾っておきたくなる缶ですね。


まずはクイーンズブレンドから。

袋を開けた途端、品があり落ち着く香りが漂います。

クイーンズブレンドは、セイロン紅茶をベースに、緑茶をブレンドしているそうです。
ベルガモットで香り付けをしたアールグレイとのことで、アールグレイをよく飲む私の期待は大!

早速淹れてみましょう。

色味は特段変哲のない、いわゆる紅茶!といった色ですね。

お味はアールグレイより渋みが少なく、さっぱりしていて非常に飲みやすいです。
後味は鼻から香りが抜けるように爽やか。
口に馴染むのは、慣れ親しんだ緑茶がブレンドされているおかげかもしれませんね。

ルイボスバニラ

私はルイボスティーをよく飲むのですが、ブランドによっては後味や酸味がキツすぎたり、苦手な方が多いイメージです。

しかし!A.C.パークスのルイボスは抜群に美味しかったので、物語には登場しませんが、ご紹介させてください。


袋の色は、クイーンズブレンドがシルバーだったのに対し、こちらはゴールドで少し温かみがありますね。

茶葉はまるで木屑のよう。

袋を開ける前から、バニラの甘い香りが私のハートを射止めていました。

色味は、クイーンズブレンドより若干赤みがかっているように見えます。

ルイボスの後味のキツさがバニラの風味で緩和され、とにかく美味しいです。

バニラと言っても、甘ったるさはなく、スッキリと上品な甘さです。
何杯も飲めてしまいます。

総評

とにかく品のいいお味の紅茶でした。

いや、お紅茶と呼ぶべきですね。敬いたくなるほど上品な気持ちにさせてくれます。

こんなお紅茶がでてくるカフェ、さぞかし素敵で魅力的なことでしょう。

正直なところ、ルイボスバニラがとても好みでリピートしてしまいそうです。
(少しお高いですが…)

デンマーク、いつか行ってみたいなあ。








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